2014年 バレロテキサスオープン

騒動再燃?アンドリュー・ループのスロープレーが呼ぶ波紋

2014/03/30 09:22
またもスロープレー問題が勃発・・・ツアールーキーのループのプレーがやり玉に挙がった(Darren Carroll/Getty Images)

スロープレーに対する風当たりが強さを増している。2週間前の「バルスパー選手権」ではケビン・ナが自らに着せられた汚名に対し憤慨する事件が起きたが、今週の「バレロテキサスオープン」では、優勝争いを繰り広げるツアールーキーのアンドリュー・ループがやり玉に挙げられている。

米国NBC放送で同大会の解説を務めるジョニー・ミラーは大会3日目、「 もし、ツアー選手全員が彼と同じようにプレーするなら、解説をやめる」とコメント。時には11回にも及んだショット前の素振り回数を数えるなど、その遅さを強調した。

ホールアウト後には記者からも「あれは普通なのか?それとも少し緊張していたのか?」とあけすけに聞かれる始末。当のループは「18番ティで、前の組がまだグリーンに居た。急いでティショットをして、待つことはできたけど…、どっちでもいいんだ」と言葉を濁す。Twitter上で「Loupe Slow」と検索すれば、多くのコメントを見つけることができるだろう。(テキサス州サンアントニオ/今岡涼太)

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