松山英樹&石川遼がともにPGAナショナルで調整
2014/02/26 10:00
米国男子ツアーの「ホンダクラシック」は27日(木)から4日間、フロリダ州のPGAナショナルで行われる。日本勢で出場する2人、松山英樹と石川遼は開幕2日前の25日(火)に練習ラウンドをともにした。
「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」で2回戦敗退となった松山、そして今大会で2戦ぶりの試合出場となる石川はいずれも前週のうちに現地入り。ジャック・ニクラス設計の随所に池が絡む難コースをチェックした。初出場の松山に対し、昨年参戦した石川のキャディ、サイモン・クラーク氏がアドバイスするシーンも。2人とも開幕前日のプロアマ戦のメンバーには入っておらず、ラウンド中の複数のクラブテストにも余念が無かった。
この25日は松山にとって22歳の誕生日。現地の米国人ファンからも祝福の声がかかった。「(東海岸への移動で)ちょっと時差ボケ気味で疲れている」と苦笑いしたが「調子は悪くないですよ」。
今季積み上げたフェデックスカップポイントは既に松山が446点、石川425点。ツアー全体で22位、23位と並んでいる。来季のシード権入りの目安となるレギュラーシーズン最終戦時点での125位のボーダーラインは、430点前後と見られており、残りシーズンはいよいよツアー初勝利への期待が膨らむ。
それでも石川は「まだ20点、30点と求めていきたい。自分の中では開幕前に(ボーダーラインを)450点と定めていたので」とは石川。ここ2試合は連続予選落ち中だが、今週からの4連戦でモードを切り替えたい。(フロリダ州ウエストパームビーチ/桂川洋一)