2014年 WGCアクセンチュアマッチプレー選手権

初出場の松山英樹は元世界ランク1位を1回戦で撃破!

2014/02/20 07:08
初出場の松山英樹は1回戦でマーティン・カイマー(左)と一進一退の攻防を繰り広げた

世界ランキング上位64人が激突する「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」(ダブマウンテンGC、米アリゾナ州)の初日、1回戦の全32試合が行われた。世界ランク22位で初出場した日本の松山英樹は、2010年「全米プロゴルフ選手権」覇者のマーティン・カイマー(ドイツ、現ランク49位)との接戦を2&1で制して32強に勝ち上がった。2日目の2回戦では、ゲーリー・ウッドランド(同54位)を延長の19ホール目で逆転して勝ち上がった2010年「全米オープン」覇者のグレーム・マクドウェル(北アイルランド、同17位)と対戦する。

元世界ランク1位(2011年)のカイマーとの戦いで、松山は1番こそ先行を許したが、続く2番(パー5)、4番とバーディを奪い返して、一進一退の展開へ持ち込んだ。13番を終えて1ダウンで終盤に突入。松山は、ここから勝負強さを発揮した。

カイマーが第2打をグリーン奥に外した14番でオールスクエアに戻すと、続く15番では、カイマーが外した直後に3メートルのバーディパットをねじ込み、ホール連取で一気に逆転した。ペースを崩さない松山に対し、カイマーは我慢比べで音を上げた格好。最後はアップドーミーだった17番で、カイマーがパーオンに失敗してボギーでギブアップし、1ホールを残して勝利をつかんだ。

2014年 WGCアクセンチュアマッチプレー選手権