2014年 WGCアクセンチュアマッチプレー選手権

初戦敗退から1年 復調のマキロイ「昨年とは違う」

2014/02/19 11:00
パッティングコーチ(右)とともに練習ラウンドしたマキロイは、復調に自信を深めた(Stuart Franklin/Getty Images)

昨年の「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」は大雪に見舞われ、初日から大幅なスケジュール変更を強いられた。だが本当の波乱はそこから。タイガー・ウッズアダム・スコット(オーストラリア)が1回戦でまさかの敗退。そして世界ランク1位で大会を迎えたロリー・マキロイ(北アイルランド)も初戦で散った。

しかしあれから1年、2014年に入り、PGAツアーに初出場となるマキロイは今週、充実感いっぱいで試合を迎えている。

今年はここまで欧州ツアーに2試合出場し「アブダビHSBCゴルフ選手権」で2位、「オメガドバイデザートクラシック」で9位と上々の出来。「中東ではいいプレーができた。どちらも勝っておかしくなかったと思っている。ドバイでの最終日(74)はちょっと残念だったけどね」。ドバイの日曜日はグリーン上で苦しみ失速したが、今大会開幕前にはパッティングコーチのデーブ・ストックトンから指導を受け、準備は万端だ。

昨年の同時期は用具契約先を変更した直後で、不振に陥ったこともあり、話題はその一点に集中。それゆえ「昨年と比べたら今は全然違うよ。道具が替わったことに答える必要もないし。自分のプレーに集中できる」。

今年のダブマウンテンGCは朝晩の寒暖差こそあれど、概ね5日間とも好天の予報だ。「中東からちょっと前にここに来たけど、Tシャツで過ごせるからいいね。セーターも、ミトン(手袋)もしなくていいし。楽しみな週になった」。

1回戦はブー・ウィークリーと対戦する。(アリゾナ州マラナ/桂川洋一)

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