松山英樹「雰囲気は出てきている」
2014/01/22 10:15
カリフォルニア州ラ・ホヤにあるトーレパインズGCで開催される米ツアー「ファーマーズインシュランスオープン」開幕を2日後に控えた21日(火)、松山英樹が同サウスコースで谷原秀人と共に18ホールをラウンドし、その後はパッティンググリーンから練習場へと移動して、みっちりと調整を行った。
この日の練習ラウンドでは、ドライバーショットも、深いラフからのセカンドショットも、躊躇無く振り抜いており、左手のけがの状態については、「大丈夫。(痛みは)無いです」と元気な姿をアピールした。
先週は「ほぼ毎日ハーフくらいを回ることはできていた」という松山は、金曜日には丸山茂樹とラウンドする機会があったという。米ツアー3勝を誇る先輩からは「焦らずに頑張れ」という言葉と共に、貴重なアドバイスを貰ったというが、「(中身は)いろいろです」と詳細は胸に秘めたままだった。
ラウンド中は、スリクソンの新アイアンをテストするなど、本格復帰に向けて積極的な動きも見せている。「感覚的には試合に入っていけそうな雰囲気は出てきている」というが、本戦出場は実に8週間ぶりのこと。「試合勘とかは気にしたことはないけど、ショートゲームとかショットとか、体力的にも心配はありますね」と警戒は怠らなかった。
松山の予選ラウンドは、マット・ベッテンコート、トレバー・イメルマン(南アフリカ)と同組となり、初日はノースコースを10時20分、2日目はサウスコースを9時10分にティオフする。(カリフォルニア州ラ・ホヤ/今岡涼太)