松山英樹が練習ラウンドを開始「だいぶ良くなってきた」
2013/08/07 11:33
今季の海外メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」は8日(木)、ニューヨーク州のオークヒルCCで初日を迎える。初出場の松山英樹は開幕2日前の6日(火)、当地で練習ラウンドをスタートさせた。
午前8時前からのプレーには思いがけぬ大ギャラリーが帯同した。当初から同伴を約束していたゴンサロ・フェルナンデスカスタノ(スペイン)とのプレーに飛び入り参加したのはメジャー8勝を誇るトム・ワトソン。昨年の「マスターズ」予選ラウンドで同組となったレジェンドプレーヤーと、突如ラウンドをともにし、当時の話にも花を咲かせた。
和やかムードで進んだこの日の18ホールだったが、前日月曜日に今大会を中継するTBSで解説を務める加瀬秀樹からアドレスの取り方を指摘され、ショットが復調傾向に。「だいぶ良くなってきた。コースでいい状態に持っていきたい」と手応えも掴みつつある。
適度なアップダウンもある林間コースは、タイガー・ウッズら多くの選手が前週の「WGCブリヂストンインビテーショナル」が行われたファイヤーストーンCCに類似していると指摘している。松山もそれに納得しつつ「距離は長いけれど、先週よりは短いかなと。ショットのイメージはしやすい」と好印象。
それでもやはり、メジャーセッティングには変わりない。「グリーンは硬くなってくる。ショートホールは長いところで奥にこぼれやすい。やっぱりパーを取っていかないと。ティショットとアプローチ、パターがカギになると思います」と警戒心を解くことは無かった。(ニューヨーク州ロチェスター/桂川洋一)