2013年 全英オープン

片山「満足↑」、井上「悔しい↓」/全英オープン初日

2013/07/19 05:56
入念な準備をして全英に乗り込んできた片山晋呉。初日は2オーバーとまずまずのスタート

片山晋呉 通算2オーバー、47位タイ

メジャー大会は10年の「マスターズ」以来、「全英オープン」は06年のホイレイクから7年ぶりの出場となった片山。前半を2バーディ1ボギーで折り返したが、10番、11番と共にティショットを左のラフに入れてしまい、連続のダブルボギー。しかし、直後の12番で3メートル、13番では7メートルをねじ込む連続バーディで気を吐いた。最終18番でティショットがバンカーに捕まりボギーとしたが、通算2オーバーにも納得の表情だった。

「(10番、11番を除いたら)全然、満足ですよ。ボギーは覚悟していますから。2つとも、ラフからコントロールできないですよ。他は何も悪くないので、普通に、怒ることもなく、バーディが獲っても普通にできましたね。風は無いけど、難しいね。風が無いから、想像通りくらいだけど。グリーンは相当硬くなって、速くなっている。明日もこのまんまで大丈夫。テンションも高くないし、普通の試合と同じ感じでやっています」。

バーディを奪えず12オーバー。落胆の井上信

井上信 通算12オーバー、152位タイ

3番で残り70ヤードから「良い感じ」で打ったショットがグリーンオーバー。直後の4番(パー3)では、右手前のバンカーに捕まると、1度で出ずにトリプルボギー。「慌ててはいないと思ったけど、焦りが出ちゃって・・・」と、その後もバーディを奪えずに屈辱の12オーバー「83」。「応援してくれている人に申し訳ない」と肩を落とした。

「15年前のプロデビュー戦みたいになっちゃいましたね。悔しいですね。ゴルフの調子自体は不安はなかったけど、ボギー、トリって来て追い込まれちゃって。最初はパー、パーでそのままいけるような感じだったけど、そんなに甘くはないですね。3パットも5回くらいしました。想像以上にグリーンが速くて・・・。明日は是非、赤い字(アンダー)を出して帰りたいです」。

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