2013年 クラウンプラザインビテーショナル

75位に後退の石川遼「最悪のプレーだった」

2013/05/26 09:12
3日目はR.ファウラーと同組でラウンドした石川遼だったが、大きく順位を下げてしまった。(Scott Halleran/Getty Images)

予選2日間を2アンダーでラウンドし「クラウンプラザインビテーショナル」の決勝ラウンドに51位タイで進出した石川遼は、攻めのゴルフで1つでも順位を上げるべくスタートした。

10番、11番では3メートル、12番では2.5メートルのバーディチャンスを迎えたが、パッティングが決まらずチャンスを逃してしまう。それでも、15番までティショットが安定し、パーを積み重ねた。

しかし16番パー3で「あと30センチぐらいキャリーしていれば・・・」という石川のティショットは、グリーン右サイドのバンカーにつかまってしまいボギーをたたくと、17番は3パットで連続ボギー。さらに18番はティショットを左に曲げて3連続ボギーにしてしまった。

後半に入り1番でバーディを奪うも、2番で再び3パットのボギー。4番パー3でバーディを奪い返すが、7番をダブルボギーにしてしまい、「74」(パー70)で通算2オーバーの75位タイ。決勝ラウンド進出の選手のうち下から2番目という位置に後退してしまった。

今大会で4月の「マスターズ」からの予選通過は5戦連続となっていた。しかしホールアウト直後に「久しぶりに最悪のプレーでした」と話す石川。序盤のチャンスを生かせず「今日も我慢のゴルフになるとは思った」と耐える覚悟はできていたが、3連続ボギーで集中力の持続が難しくなってしまった。

最終日に向けて「自分が目指せるところに目標をちゃんと設定する」と石川。「現実的な数字を設定したい。4アンダー、5アンダーが出せるコースなので、もし自分が明日そのスコアを出したとき、何位まで上がれるか。それを目指してやっていくので、集中してやるだけです」と、気合いを入れ直していた。

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