2013年 プエルトリコオープン

今田竜二、無情なる予選落ち

2013/03/09 07:47
最終ホール、バーディパットを外して呆然とした表情で引き上げる今田竜二

今季PGAツアー2試合目、今週の「プエルトリコオープン」には直前で出場が決まった今田竜二。ぶっつけ本番で大会に臨んだツケは、きっちりと自分のもとに返ってきてしまった。

初日を1アンダーで終えた今田は、「ショットは昨日より良くなかった」というものの、前半をイーブンで折り返すと、後半の12番、14番とバーディを奪って通算3アンダーへ浮上する。その時点でのカットラインは2アンダー。だが、17番で第2打がバンカーに捕まって目玉となり、痛恨のボギーとしてしまう。最終18番はパー5。奥に切られたピンに対して、2打目をレイアップして攻めたが、3メートルのバーディパットがカップに沈むことは無かった。

「言い訳にしかならないけど、コースを知らないのもあって」と今田。「今日はパー5でティが前に出ていたところもあって、280(ヤード)あると思っていたバンカーに240で入ったり、セカンドの刻みもあいまいだったり・・・。最終パットもどう見てもスライスに見えるラインがまっすぐ行ったりして。1回でも2回でも練習していたら・・・。多少苦しかったところはありますね」。

次週、タンパでの試合は推薦がこなければマンデーに挑戦するという今田だが、それ以降のPGAツアーの出場予定は決まっていない。それまではウェブドットコムツアーに出るという今田だが、再びPGAツアーのシード権を獲得するための道は、決して平坦なものではない。(プエルトリコ・リオグランデ/今岡涼太)

2013年 プエルトリコオープン