全米オープン3日目 T.ウッズ、 N.プライス、J.フューリックのコメント
タイガー・ウッズ(3日目75で通算1オーバー24位タイ)
「このコースはドライバーを振るホールが少ない。調子が悪いからドライバーを持たなかったのではない。ショットは良かった。スコアメークに苦しんだだけだ。今日の問題はグリーンのスピードに合わせられなかったこと。ピンの位置は初日、2日目と比べても難しくなかったけど、風が吹き始めたことと、数ホールでは風が舞っていたので判断に迷った。明日は何も考えず集中してプレーするだけ。今季スランプだって?7試合で3つも勝ってるのに!?」
ニック・プライス (3日目69で通算5アンダー3位タイ)
「元々ドライバーは得意ではなかったが、ここ2、3ヶ月はドライバーの調子が悪くて、今日はその悪い部分がラウンド中盤から出始めてしまった。出だしの4連続バーディと比べると途中からはまるで180度違うゴルフになった。コンディションが今日と同じくグリーンが速くて固ければ、優勝スコアは7か8アンダーと予想する。自分が優勝するには1アンダー、2アンダーで回る必要があるが、そのためにはフェアウェイキープがカギになる。そして後半9ホールからが勝負だ。46歳でも優勝争いに加われて嬉しい。今日途中で崩れたけど持ち直せたのは自分には経験があるからで、26歳の時だったらあのまま崩れてボロボロになっていたと思う。自分をコントロールできている証拠だ」
ジム・フューリック (3日目67で通算10アンダー首位)
「メジャーの最終日に最終組で回るのは初めて。だからと言って今夜特別な準備をするつもりはない。それはいつものトーナメントと同じ。まだ3日目を終えたばかりで優勝が決まったわけではないし、明日は首位であることは忘れてベストを尽くすだけ。しかし首位で最終日を迎えられるのは嬉しい。バーディをたくさん取る方じゃないし、追い上げるより逃げ切るタイプだから。10アンダーだが、このコースが易しいわけではない。明日はグリーンが固くて速く難しいコンディションになるはずだ。メジャーに勝てれば嬉しいが、それよりもゴルフが好きで競技が好きだからプレーしている気持ちの方が強い。小さい頃はニクラスやパーマーが優勝したシーンを真似しながら練習していたけど、特にメジャーで勝ちたいからと思っていたわけではない。でも全米オープンで優勝できたら最高」