米国男子ツアー

全米プロ開幕直前インタビュー/ビジェイ・シン

2005/08/11 09:00

ビジェイ・シン
「ここは間違いなく長いコースです。私は練習ラウンドで決してロングヒッターとは言えないトム・パニースと一緒でした。勿論、500ヤードを超えるパー4が2つ、さらに490ヤード前後のパー4が2つとなればかなりの飛距離が必要です。でも、コースはどんどん乾いていますしラフからでもグリーンを狙える状況になっています。

昨日のラウンドでは私もパートナーも何度かラフにつかまりましたが、みんなラフからグリーンを捉えていました。かなり深さのあるラフですが余程運の悪い状況にならない限りグリーンに乗せることも可能です。ここはグリーンがかなり大きく全米プロの使用コースの中では1、2を争う広さですから、どこからショットを打ったとしても乗せられるはずです。ピンに寄せようというのであれば話は別ですけどね。

今週はフェアウェイから大き目のアイアンで打つことが多いと思います。私が6番アイアンだったらショートヒッターは5番か4番アイアンで狙うことになるでしょう。でも、グリーンは現在ボールを止めやすい状態ですから、どこから狙うにしても特に問題はないと思います。ロングヒッターが有利だとは思いますが大きなアドバンテージとは言えないと思います。今週チャンピオンとなるのはパットが最も良かった人、フェアウェイキープも大切ですがパットを最も多く沈めた人が勝つでしょうね」