米国男子ツアー

タイガーのコメント最終日/「4日間、パッティングがひどすぎました」

2005/06/20 09:00

全米オープン最終日

タイガー・ウッズ
「今週はパッティングがひどかったですね。ショットの調子が良かっただけに残念です。折角いいショットを打ってもそれがバーディにつながらないのでフラストレーションはたまりましたね。原因はタッチの問題だったと思います。ラインを読んでも思った通りのスピードでボールを打ち出さなければライン上にとどめるのは難しいです。

5番でパーをセーブした時、たしかグーセンが3番でダブルボギーを叩いたと思います。上位の選手がスコアを落とせば試合の流れは変わってきます。こっちがイーブンパーペースに戻して後半2つか3つバーディを奪えば勝負は分からなくなると思いました。

後半バーディを4つ奪ったが、2つのボギーに足を引っ張られましたね。マイケル・キャンベルのプレーは素晴らしかったです。一時期スランプがあったようですが、そこから見事なカムバックでしたね。元々ショットの正確性には定評のある選手ですから、勝つとしたらこの全米オープンのような大会でしょう。

優勝を逃してガッカリというのが正直なところで、年間グランドスラムのことは意識していません。一つ一つの試合を大事にプレーするだけです。この日、とくに後半のバック9では優勝を狙える位置につけていたのに、何度かチャンスを逃したのは痛かったです。ショットの調子が良かっただけになおさらですね。2つ、3つ課題が残っているので全英オープンまでにそのあたりを修正したいと思います」

-「ゴルフの内容には満足ですか?」

タイガー・ウッズ
「今週はショットもコントロールもうまくできていましたので、いい材料がたくさんありました。強いて言えば、パッティングが今ひとつでしたね。今年はカップの位置が非常に難しかったです。1メートルのカップをオーバーすると、グリーンからこぼれ落ちるような状況もあったのでファーストパットを刻むようなパットもありました。途中風が出てきてグリーンが乾いてきてからは守るところと攻めるところをしっかりと見極める必要がありました」