米国男子ツアー

ペイン飛行機事故、被告側は無罪の評決

2005/06/09 09:00

1999年10月25日に「全米オープン」チャンピオン、ペイン・スチュアートを含む6名の命を奪った自家用機事故。スチュアートの遺族が損害倍賞を求めていた民事訴訟に判決が下され、女性からなる陪審員6人は被告であるリアジェット社は無罪との評決を発表した。
リアジェット社側は自らが設計した機体ノーズ部分の圧力バルブに問題があったのではなく、すでに倒産しているサンジェット社の整備不良が原因と主張していた。遺族側が控訴に踏み切るかどうかに注目は集まっているものの、陪審員による評決は裁判長や判事が下す裁決とは違い、決定を覆すのはとても難しいものであることから控訴の可能性はないと見られている。