今日の日本人選手/試練のラウンド!バーディを4つ奪った丸山も・・・
全米オープン3日目
6人の日本人選手が出場した2000年大会に次ぐ5名が出場した今大会。昨年の日本ツアー賞金ランキング1位、2位の片山晋呉、谷口徹は予選落ち。丸山茂樹、深堀圭一郎、今田竜二の3名も決勝ラウンドに入り、全米オープンらしい難しいセッティングに苦戦を強いられている。
日本で行われた最終予選を勝ち抜いた深堀は、全米初挑戦にも関わらず1オーバー10位で決勝ラウンドへ。タイガー・ウッズの1つ前の組でスタートした深堀は、2日目と同じく2番でボギーが先行。2日間スコアを伸ばしていた4番パー5でもバーディを奪えず、6、9番でボギーを叩き4オーバーに後退。中盤はパープレーで凌いだが16、17番で連続ボギー。バーディを1つも奪えず、6オーバー21位タイに後退してしまった。来年の全米オープン出場資格を得るためにも、最終日は15位以内を狙う。
5オーバー33位からスタートした丸山は、2番ボギーの後、3、4番で連続バーディを奪った。しかし5、6番で連続ボギーを叩き、6オーバーに後退。後半は10番パー5、11番で再び連続バーディを奪い、13、14番はともに3メートル程のパーパットを沈め小さくガッツポーズ。耐久戦を象徴するような場面だった。ところが終盤、深堀と同じように試練を迎えてしまう。16番でグリーン右手前のバンカーに捕まり、第3打は大きくグリーンをオーバー。このホールをダブルボギーにすると続く17番でもボギーを叩き7オーバー26位タイで3日目を終えた。
2日目に2ストローク伸ばし80人をゴボウ抜きした今田は、丸山の1つ後ろの組でスタート。初日ボギーを叩いた2番パー4で6メートルのバーディパットを沈め4オーバー。2日目のようにスコアを伸ばすか期待されたが、その後はバーディチャンスを迎えることも少なく、パーをセーブするのがやっとだった。後半はティショットが微妙に左右にブレ、ラフに入ることも多く苦しいラウンドの末、8オーバー35位タイとなっている。