全英オープン最終日インタビュー/タイガー「乗り越えてきたことを思い出してつい・・・」
タイガー・ウッズ(アメリカ)/通算18アンダー、優勝
「まず何から説明したらいいかわかりません。いまは興奮しています。18番でこみ上げてきたいろいろな感情を説明しないといけませんね。ゴルフに関してはとても難しい1週間でした。フェアウェイとグリーンはとても硬く、速く転がる状態でした。
ディマルコは今日良いゴルフをしました、彼は後ろを回る私にプレッシャーを与えました。私は忍耐強くプレーをしました。チャンスがあればバーディを取るように、しかしボギーを叩いて彼に流れがいかないようにプレーしました。思い通りになりませんでした。私が12番をボギーにして、彼が13番でバーディを奪いました。あそこで2打(リードが)縮まってしまいました。
ただそこから私が良いプレーを14番、15番、16番でしました。17番と18番に向かうときにリードを広げることができナイスでした。18番は何が起こるかわかりません。ストレスなく最終ホールをプレーをすることができました。
(18番のホールアウト後のシーンについてですが、感情が出てしまったのは驚きましたか?)
そうですね。これまであんな風になったことはありません。いろいろ乗り越えてきた最近の出来事を考えて・・・私は自分なりに少しずつ(感情を)隠しながら乗り越えてきました。私にとっての父の思い出や(教えてもらった)ゴルフのすべて、父にもう一度(優勝シーン)を見てもらいたかったです。私はマスターズで勝てなかったことが残念で仕方ありませんでした。父が見れる最後のメジャー大会だということを知っていましたから。ですから、あの大会は本当に悔しかったです。そして今回の大会で優勝できましたが、父に見てもらえることができなくてとても残念です。
(今夜はどんなお祝いになりますか?)
このジャグ(優勝トロフィー)で乾杯します。私が好きな飲み物を入れてね。でも1杯だけじゃ足りないですねきっと。
(何を飲むのか尋ねていいですか?)
ダメです(笑)。尋ねるのはいいですが、私は答えません」