谷口、片山がオーガスタへのリベンジを誓う!
2008/03/31 09:00
今年の「マスターズ」への出場を予定している日本人プレーヤーは2名。昨年の日本ツアーで2002年以来となる賞金王のタイトルを奪還した谷口徹と、同ランキング2位の片山晋呉だ。共にワールドランキング50位以内の資格で出場権を手にし、谷口は2002、2003年に続く3度目の出場。片山は4年連続7度目の出場となる。
谷口の過去2度の結果は、いずれも予選落ちに終わっている。「悔しい思いしかない。もう1回出たいと思っていたが、ずっと(出場資格である)世界ランキング50位に足らなかった。もう1回行って鬱憤を晴らしたい」と、長い間リベンジへの想いを巡らせながら過ごしてきた。その中で手にした、5年ぶりとなる「マスターズ」への切符。「オーガスタを楽しみたい。最低でも予選を通って、4日間プレーしたいですね」と、自らを奮い立たせるように“3度目の正直”を誓っていた。
一方の片山は、今年で7度目のオーガスタに臨む。大改修により総ヤーデージが大幅に増えた直後の2002年大会では予選落ちを喫したものの、2001年の初出場から6度の予選突破を果たしている。今年の目標を「今までの最高順位の27位(2006年)を上回ること」と話す片山。昨年は44位タイと最高位の更新は叶わなかったが、ドライバーの飛距離では海外選手に後れを取るものの、それを補って余りある正確なショットコントロールが冴え渡れば、目標以上の成績を残す可能性は高いだろう。日本ツアーでは4年連続賞金王を逃したとはいえ、今年も高い期待が寄せられる。