2002年マスターズトーナメント招待選手は99名
2002/03/25 09:00
4月11日から始まる2002年のマスターズに出場するには、全17のカテゴリーで決められている。歴代優勝者はもちろん、各メジャーの上位からマスターズ開催4週前のワールドランキング50位以内など。そして、4週前に決定したのがジョン・デーリー、マット・クーチャー、ローリー・サバティーニの3人だった。
そして、最後のキップはザ・プレーヤーズ選手権過去3年の優勝者、すなわち今年の優勝者にも与えられることになっていた。しかし、この大会は準メジャーという位置付けになっていることもあり、最近10年間はいずれもメジャー優勝者、勝ってもすでに資格を持った選手になるだろうと思われていた。
しかし、このビッグタイトルを手にしたのは、ツアー未勝利でワールドランキングは200位以下のクレイグ・パークスだった。最終日の終盤3ホールは奇跡的なショットを連発、表彰式ではディフェンディング・チャンピオンのタイガー・ウッズから「キミはチャンピオンにふさわしい」と言われ、テレ笑いを浮かべ「信じられない」と言ったほどだ。
幸運にもマスターズ出場を掴んだからには、好プレーでファンを楽しませてもらいたい。今年、日本からは史上最多の4名が出場する。誰がグリーンジャケットに袖を通すのか、今から楽しみだ。