2009年 アーノルド・パーマーインビテーショナル

石川遼が今田、フューリックらと練習ラウンド

2009/03/25 12:33
同組で練習ラウンドをプレーした石川遼と今田竜二。「勉強になりました!」と石川

26日(木)に開幕する米国男子ツアー「アーノルド・パーマーインビテーショナル」に出場する石川遼が、24日(火)に練習ラウンドを行った。石川は1時間40分ほど練習を行った後、今田竜二ジェイソン・ダフナーとともに1番ティからスタート。今田とは、昨年の日本ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」の初日と2日目に同組でラウンドしたこともあり、和やかな雰囲気で9ホールを回った。

現在、大幅なスイング改造に取り組んでいる石川。「球筋を打ち分けられるアドレスを作った方がいい、とのアドバイスをいただきました。参考にしたいと思います」と、米ツアーで1勝を挙げている大先輩の助言を素直に受け入れた。後半の9ホールは、クリス・ディマルコジム・フューリックと同組でラウンド。特に、米ツアーを代表するトッププレーヤーであるフューリックのスイングに鋭い視線を向けていた石川は、「右腰と手が同調しているし、下半身と上半身の捻転差も大きくて、連動している。僕にはぜんぜん無いものです」と感心しきりだった。

米ツアーのトッププレーヤー達とのラウンドに「すごく良い練習ラウンドでした」と振り返った石川。スイング改造の件を日本の報道陣から聞かされたフューリックは、「ゲームでは十分に戦っていける選手だ」と太鼓判を押した。ホールアウト後、30分ほど練習してから行った囲み会見では、「何となくやるべきことが見えてきた気がします。これが明確になるまで練習を続けて、今週も4日間プレーしてその中でさらに明確にできるようにしたいですね」と、光明も差し始めたようだ。調整に当てられるのは残り1日。開幕直前まで新スイングの完成度を高めてゆく。

ファンと公言するI.ポールターと対面した石川遼。ガッチリ握手
後半9ホールはJ.フューリックとラウンド。得るものが多い練習ラウンドとなった

2009年 アーノルド・パーマーインビテーショナル