米国男子ツアー

「ターゲット」優勝したラブにインタビュー

2003/12/15 09:00

-「出だしは順調で一時はタイガーに10打差つけていましたが、1打差にまで縮まりましたね」

デービス・ラブIII
「タイガーが15番をバーディで決めてくるのは予想がつきました。確か5連続バーディでしたっけ?波にのったタイガーがやさしいパー5でバーディを逃すはずがありませんからね。でも私はタイガーの追い上げを心配するより自分のプレーに集中する方が大事だと思っていました。ですからなるべくリーダーボードは見ないようにしていたんです。でもやっぱり気になって見てしまいましたけどね。でも15番を終わった時点で1打差残っていたのは安心できました」

-「16番では安心できるバーディを奪えましたよね」

デービス・ラブIII
「そうですね。16番で確実にバーディを奪うために、ドライバーや3番ウッドでのティショットを止めたんです。だからレイアップした感じかな?ウェッジでのアプローチがバックスピンを予想以上にかけてしまって、かなりのパットを残してしまったけど、すごいパットを決めることができた。パーでも勝てたけど、最終18番がパーセーブも厳しいホールだから、16番でボーナスのバーディを決められて、嬉しかったよ」

-「今年はキャリアの中でもベストな年になると宣告してましたね。PGAツアー4勝、賞金ランキングも21位から3位に浮上、世界ランキングも9位から4位ですね」

デービス・ラブIII
「そうですね、自己ベストのシーズンだったでしょう。もちろん出来ることならメジャー優勝も欲しかった。でも全英オープンでは優勝争いに身をおけたからね。自己ベストのシーズンだったが、もっとメジャーにも勝ちたいですし、上を目指す欲はあるよ」