2009年 マスターズ

片山晋呉6位タイで決勝ラウンドへ

2009/04/11 09:54
通算4アンダーと上位で決勝ラウンドを迎える片山晋呉(Harry How/Getty Images)

5年連続8度目のマスターズに出場している片山晋呉が、2日目も好調をキープしている。初日にマスターズでの自己ベストの5アンダー67をマークし、4位タイという好スタートをきった片山は、3番でボギーが先行したが、その後はパーセーブを繰り返した。

4番から11番までの8ホールは初日同様パー。スコアを伸ばしたい後半を迎えるが、15番パー5で2つ目のボギーを叩いてしまう。そして最終18番、この日唯一のバーディを奪い、通算4アンダーでホールアウトした。

この日の片山は、バーディパットこそなかなか決まらなかったが、難しいパーパットを決め、上位に踏みとどまった。予選ラウンドを終え4アンダーは、首位と5打差の6位タイ。残る2日間で、自己ベストの27位タイを超えるどころか、日本人選手最高の4位タイを上回る勢いだ。

片山晋呉
「今日の風は練習ラウンドで経験していなくて、去年もなくて、一昨年一回くらいかな。自分の体に情報が無いので、難しかった。15番はあのティの位置で、セカンドショットが4番アイアンですからね、僕が。飛んでるよね。今日はボギー2つだし、昨日は3つでしょ。そんなにダメージがない。良いパーで凌いでるし、その分前向きになれる。

昨日と今日のコンディションなら、3~4打は違うでしょ。全然バーディパットが入らなくて萎える部分もすごいあったけど、みんな大変だし、でもその中で球も飛んでいるから、やってて楽しいし、前向きにやれている。コースが味方してくれていると思う。

9番のセカンドとか、今までなら乗らないのに、今年はバーディチャンスまでついていたり、去年出来なくて、今年出来ていることが多い。優勝争いをしたことがないので、スコアは分からないけど、このゴルフをしておけば、楽しみなところまではいける」。

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