米国男子ツアー

ワトソン&エドワーズにマクドナルドから朗報

2003/07/10 09:00

全米オープン、全米シニアオープンとトム・ワトソンの活躍が脚光を浴びるたびに、同じくギャラリーから大きな声援が贈られているキャディのブルース・エドワーズ。彼がALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘い、同じ病気で苦しむ人たちの広告塔になるべく、寄付を募ったりと働きかけていることは誰もが知っている。そのエドワーズとワトソンに今回のチャンピオンズツアー・メジャー、「フォード・シニア選手権」の現場で素晴らしい朗報が入って来た。米国マクドナルド社が5万ドルをALS撲滅基金に寄付。目的は、ALSに対する関心を高めることと、また他企業への協力を促すことを視野に入れている動き。

マイク・ロバーツ社長(米国マクドナルド社)
「我々もブルースやトムと一緒にALSとの闘いに勝ちたいと思っています。ブルース!、全米中のマクドナルドが味方ですよ」

トム・ワトソン
「ALSは多くの命を奪っているが、まだ奪い足りていないのか関心が薄い。そのため治療方を解明する機関やそのための基金などが少なすぎる。もっと多くの命を奪ってしまう病気位に真剣な取り組みをしてもらいたい。だからALSという恐ろしい病気に皆さんが関心を抱いてくれるように努力していく。なんとか少しでも早く、治療への道を切り開きたい