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オーガスタ論争:ジョンソン会長の「結論」

2003/04/17 09:00

オーガスタ・ナショナルのフーティ・ジョンソン会長がアトランタ・ジャーナル・コンスティツーション紙とのインタビューで「女性メンバー論争」の結論を出した。

「オーガスタ・ナショナルには外的なプレッシャーを受けて女性メンバーの受け入れは今後一切ない。たとえいまこの場で私が死んだとしても、オーガスタ・ナショナル委員会のこの件に関する意思は変わらない。米CBSテレビの元最高経営責任者(CEO)のトーマス・ワイマン氏が女性団体の訴えに同情し、脱退された直後、オーガスタ・ナショナル全メンバー宛に書簡を送り、ワイマン氏のように脱退を求める方がいた場合、自由に脱退手続きができるようにしたが、1人も脱退の意思を示さなかった」

ジョンソン会長はさらに、どのような外的な要因でメンバーシップ制度の変更を求められても影響されることはないとしながら、その一方で、いずれ女性メンバーがオーガスタ・ナショナルに許される可能性はまだあるが、その決定を下すのはあくまでもオーガスタ・ナショナルの意思に基づいてのみ行われると強調した。