トム・レーマン:復活の鍵はロングパター
2003/02/11 09:00
先週のペブルビーチプロアマ戦で2位フィニッシュしたトム・レーマンにインタビューした。
トム・レーマン(試合後会見にて)
「なんとかパットさえもう少し決まってくれれば、優勝争いに食い込めると感じていたんです」
過去6年間で優勝がたったの一度だけ。得に2002年はキャリアの中でも最悪の年となり賞金ランキングも74位。だがレーマンは今回の「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」で復活を果した。最終日17番パー3で下りのバーディパットを決めて首位のラブIIIに並び優勝のチャンスを作り出したが、18番では2メートルという短いバーディパットを沈められずに惜敗を喫した。
トム・レーマン
「酷いパットをして負けたなら辛いが、パットは好調だったし優勝争いに食い込めたので自信を取り戻すことができた」
昨年のマスターズで予選落ちした翌日、ロングパターに切り替えたレーマン。しかし当初はロングパターに馴染むことができなかった。その前の「ボブホープクライスラーCL」ではショートパターに戻していたレーマンだが、結果は散々だった。
トム・レーマン
「ボブホープの時は、2.5~3.5メートルのパットが32回もあり、うち5回しかカップインできなかった。だから今週はロングパターに再度挑戦したのだけど、おかげで優勝争いをすることができた」