2年連続出場の平塚哲二「調子は悪くない」
2011/08/11 11:37
今季の海外メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」は11日(木)から14日(日)までの4日間、米ジョージア州のアトランタ アスレチッククラブで開催される。全米プロゴルフ協会(PGA)からの招待状が前週に手元に届いた平塚哲二は、予選落ちに終わった昨年に続く出場となる。
藤田寛之、今田竜二、池田勇太との練習ラウンドを終えた平塚は「風がきつい。長いホールがアゲンストになった。長いです、長すぎる。難しい」と苦笑いを浮かべた。この開幕前日10日(水)はインの9ホールをプレー。両サイドが高い松の木でセパレートされているホールが多い中、時折吹き抜ける強い風を警戒。とりわけ終盤の16番(476ヤード)、18番(507ヤード)はいずれもアゲンストとなり、セカンドショットをフェアウェイウッドで打つことを余儀なくされた。
それでも「自分自身の調子は悪くないので、ある程度スコアを出せるかなとも思う」と、戦う準備はできている。「ギャラリーの数が半端じゃない。練習ラウンドも変にプレッシャーかかる」と大舞台での戦いに胸を高鳴らせる。
今大会終了後は、翌週から国内ツアーの「関西オープン」と「VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」に2週連続で出場し、直後に欧州ツアーを2試合戦う強行日程。今回の遠征にも大好きな芋焼酎をもちろん持参。「スコアはあまり考えていない。とりあえず頑張ります」と、普段通りの自然体のプレーを期待したい。(米ジョージア州ジョンズクリーク/桂川洋一)