今季初メジャーの今田竜二「ジンクスを…」
2011/08/10 14:54
今季の海外メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」は11日(木)から4日間、米ジョージア州アトランタ アスレチッククラブで行われる。今大会が今シーズンの最初で最後のメジャー大会となる今田竜二は、米ツアー後半戦に向けた、手応えをつかむ試合にしたいところだ。
今田は開幕2日前の9日(火)、当地で練習ラウンド。大学時代をジョージア州で過ごし、米ツアー初優勝を飾った2008年「AT&Tクラシック」の舞台も同コースの近くと、なじみのある土地での戦いとなるが、今大会のコースをプレーするのは初めて。「コースが長いので、ティショットがやはりカギになる」と攻略ポイントを挙げた。
今季は前半戦に予選落ちが続いた。しかし5月末以降の「HP バイロンネルソンクラシック」、「フェデックス セントジュード クラシック」で、いずれも3位タイ。惜しくも優勝を逃しているが「すごい前進。最初は全然良くなくて。来年のシード権に関しては多少余裕があるので、一応ホッとしている」と言う。だが「それ以外はまったく余裕が無い。シードは最低限の目標。やっぱり優勝したい。目標はたくさんある」と満足はしていない。
例年8月の試合は好成績が出ず、この全米プロでは過去に予選通過が無い。「8月はブルーなんです。今年はぜひジンクスを破れるように」と白い歯を光らせた。(米ジョージア州ジョンズクリーク/桂川洋一)