2011年 全米オープン

“ビッグ3”はいずれも苦しい初日に

2011/06/17 11:41
同組で回った(左から)L.ウェストウッド、L.ドナルド、M.カイマーの“ビッグ3”はまさかの出遅れ

16日(木)にメリーランド州のコングレッショナルCCで開幕したメジャー第2戦「全米オープン」初日。22歳のロリー・マキロイ(北アイルランド)が「65」をマークし、6アンダーの単独首位で飛び出す中、世界ランク上位3選手が出遅れた。

予選ラウンド2日間はランキング1位のルーク・ドナルド、2位のリー・ウェストウッド(いずれもイングランド)、そして3位のマーティン・カイマー(ドイツ)が同組に。石川遼らの組に続いて、午前8時6分にインからスタートし、多くのギャラリーを引き連れたが、ドナルドとカイマーは3オーバーの62位、ウェストウッドは4オーバーの84位タイで第1ラウンドを終えた。

3選手ともに予選落ちの危機に瀕するまさかの状況。これまでメジャーで優勝のチャンスを再三逃してきたウェストウッドは「今日のコースは素晴らしい状態だった。好スコアが出てもおかしくない」と渋い表情を浮かべる。

今季既に2勝をマークし、1試合を除いてすべての出場試合でトップ10入りを果たしているドナルドは「確かに3オーバーだけど、(上位に)置いて行かれたわけじゃない。(全米オープンは)これからどんどんタフになっていくのは皆が知っている。コツコツやっていく。これから練習して修正したい」と巻き返しを誓っていた。

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