予選会を通過してきたS.ガルシアが4位スタート!
2011/06/17 10:26
16日(木)にメリーランド州コングレッショナルCCで開幕した今季の海外メジャー第2戦「全米オープン」初日、セルヒオ・ガルシア(スペイン)が4バーディ、2ボギーの「69」をマーク。単独首位のロリー・マキロイ(北アイルランド)に4打差の2アンダー、4位タイと好発進した。
後半11番までに3つのバーディを奪ったガルシアは、前半からリーダーズボードの上位に名を連ねた。パット数「32」とグリーン上では好調とはいえない内容ながら、パーオン率88.89%という安定感のあるショットでスコアを作った。最終18番をボギーとして「17番をバーディとしていただけに、フィニッシュは本当に残念だよ」。それでも「全体を通せば、スタートとしては良いラウンドになったね」と納得の表情を浮かべた。
今大会が12回目の全米オープンとなるガルシア。だが今年は例年とは異なる経緯を踏んで出場にこぎつけた。かつての“神の子”は2008年には世界ランキング2位まで上り詰めたが、ここ3シーズンは勝利が無く、同ランクは現在76位。前週の最終予選会を勝ち抜き、やっとの思いで今大会の出場切符をつかんだのだ。
一時はエントリーを悩んだというこの予選会を通過したことで、自身のメジャー大会連続出場記録も47試合に伸びた。それでも、そこに満足するはずがない。「長い道のりだからね。僕たちはまだ何も成し遂げていないよ。まだ木曜日」と視線は2日目以降へと向いていた。