C.シュワルツェル、南ア勢3人目のマスターズVなるか
2011/04/10 10:32
ジョージア州オーガスタナショナルGCで行われている今季のメジャー第1戦「マスターズ」。75回目の開催となる今年は、なにかと“節目”の多い大会でもある。
タイガー・ウッズが優勝しメジャー4連勝を決めた2001年大会から10年、1986年にジャック・ニクラウスが46歳2カ月で史上最年長優勝を飾ってから25年。そして1961年にゲーリー・プレーヤーが米国人以外の選手、インターナショナルプレーヤーとして初めてマスターズを制してからちょうど50年となる。
3日目に「68」をマークして首位に4打差の2位タイに浮上したプレーヤーの同郷、南アフリカ出身のチャール・シュワルツェルはもちろんそのことを知っており、モチベーションは高いようだ。「きょうは大事なところでパーセーブできたし、いいプレーを持続できた。明日に向けていい位置につけられたと思う」。母国のカリスマの偉業に、改めて花を添える意味でも、プレーヤー、2008年のトレバー・イメルマンに続く南ア勢3人目の優勝を逆転で勝ち取りたい。