2011年 アーノルド・パーマーインビテーショナル

A.パーマーの孫、S.サンダースが決勝ラウンド進出

2011/03/26 10:12
パーマーの孫というプレシャーをはねのけて、なんとか予選を通過したサム・サンダース

今季の米国男子ツアー第13戦「アーノルド・パーマーインビテーショナル」は25日(金)、フロリダ州ベイヒルGC&ロッジで第2ラウンド。米国出身の27歳、サム・サンダースが通算3オーバーの57位タイで予選を通過した。

2オーバーの46位タイでスタートしたサンダースは、17番までに1つスコアを伸ばし、予選通過は確実なものと思われた。しかし最終18番パー4。ティショットを右に大きく曲げると、隣のホールの16番へ。そして続く第2打をグリーン右手前の池に入れてしまう大ピンチ。しかし16番のティグラウンドにドロップし、なんとか続く第4打でグリーンオン。ダブルボギーでしのぎ、決勝ラウンドの切符を手にした。

大会ホストのアーノルド・パーマーの実の孫として知られているサンダース。パーマーの次女エイミーさんの息子にあたる。現在の主戦場はネイションワイドツアーだが、今季のPGAツアー「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」では15位タイに入った。

この“祖父の庭”ともいえるベイヒルで昨年大会では50位タイ。この日は緊張の最終ホールだったが、なんとか面目を保ち、安堵の表情だった。

2011年 アーノルド・パーマーインビテーショナル