2011年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権

ファウラーも力尽き、マッチプレーは人気選手壊滅?

2011/02/26 09:49
10番でティショットを右に曲げたR.ファウラーはサボテン地帯から脱出を図る

WGCアクセンチュアマッチプレー選手権の大会3日目は、3回戦8試合が10時35分に開始された。この日最も多くのギャラリーを引き連れて歩いたのは、第1組に登場したリッキー・ファウラーだった。

前日、フィル・ミケルソンに圧勝したこともあり、この日も勝利を収めると信じていたギャラリーが朝から熱い声援を送り続けた。しかし、2番、3番と対戦相手のマット・クーチャーが連取すると、ギャラリーのトーンも下がり始めてしまう。

その後、ファウラーが2ホールを奪い返しオールスクエアにし、ギャラリーも元気を取り戻した。ところが10番でファウラーがティショットを右サイドのサボテン地帯に打ち込みトリプルボギーを叩くと、11番、12番でも連続ボギーで一気に3ダウンを喫す。

終盤に粘りを見せたが17番で敗退が決まると、多くのギャラリーは残念そうに肩を落とした。米ツアーでも人気のタイガー・ウッズフィル・ミケルソン、そしてファウラーが姿を消すことになったが、週末に行われる準々決勝、準決勝、さらに決勝戦、地元ファンは誰をメインに応援するのだろうか。

2011年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権