今田竜二、4パットにがっくり
2011/02/18 12:11
米国男子ツアー「ノーザントラストオープン」の初日、日本勢3人が同じ組でラウンドする中、最年長者で米ツアーを主戦場とする今田竜二は、若き2人の前で実力を見せ付けたかったところだろう。しかし、8オーバーと大きくスコアを崩し暫定139位タイと出遅れてしまった。
大会前「ショットは状態が良いので、あとはパット次第ですね」と話していたが、その通りにパットが決まらずフラストレーションの溜まるラウンドとなった。1番パー5ではグリーン手前のラフから3打目のアプローチをピン1.5mにつけたが入らずパー。
3番も4mのバーディチャンスにつけるが決まらない。すると4番パー3では、グリーン手前のバンカーからピン下4mに寄せるがパットが決まらずボギーが先行してしまった。7番ではティショットを右サイドの深いラフに入れてトラブル。このホールはパットではなくショットのミスでダブルボギーとなった。
そして距離の短い10番パー4ではティショットでドライバーを使用し、グリーン手前のラフまで運んだ。しかし、2打目がラフにクラブヘッドが絡まり再びラフへ。3オンには成功したが、カップまで4mから4パットしてしまった。カップイン後は両手をひざに置いてがっくりと肩を落す落胆振りを見せた。
その後もバーディチャンスは何度もあったが、ことごとくカップに嫌われ、この日はノーバーディ。3ボギー、1ダブルボギーに4パットのトリプルボギーで8オーバー。暫定139位タイとなった。ホールアウト後の今田は「今日は何も話すことがないです。お疲れ様でした」と苦笑いを浮かべてコースを後にした。