今田、池田は軽めの調整で開幕戦を迎える
2011/02/17 11:15
米国男子ツアー「ノーザントラストオープン」の大会前日、プロアマ戦に出場予定ではなかった今田竜二、池田勇太は午後になって開催コースのリビエラCCに姿を現した。池田は前日の帰り際に「明日は来るかわからないよ」と話していた。それは、天気予報で降水確率が90%で強く降るとなっていたからだ。
しかし、雨は午前中がピークで、昼ごろには時折日差しも出た。降ったり止んだりの不安定な天候になったが、練習を行うには問題ない状態となった。コースについた2人は、プロアマ戦の最終組がスタートする13時10分を過ぎてからゆっくりと練習場に姿を現した。
メディア関係者や気の合うプロ仲間と談笑したまま練習を始めた今田は、ウェッジで目標物の木に当てる練習をしたり、見ている人々を巻き込んで和やかな雰囲気。一方、池田は大好きな右端の打席を確保すると、前日調整を繰り返したアイアンのテストを始めた。
池田はこの日もメーカー担当者に「もう少し調整して」と、大会前日にも関わらず、自分が納得いくまでクラブの微調整を行った。前日までは固く締まったコースしかラウンドできず、雨で柔らかくなったコースを体験していない2人は、プロアマに参戦した石川遼と予選ラウンドを回ることになっているが、その差はスコアに現れるのだろうか。