初挑戦を終えた松山英樹「またPGAで戦いたい!
2011/01/16 14:40
アマチュアの19歳、松山英樹が初の米国PGAツアー「ソニーオープンinハワイ」での戦いを終えた。予選第1ラウンドを4オーバー127位タイと出遅れてしまった松山。この日午後スタートで迎えた予選第2ラウンドは、2番でダブルボギー、3番でボギーと序盤にスコアを崩してしまった。
その後は、5番でバーディを奪うと、10番、そして最終18番パー5は2オンに成功しイーグルを逃してのバーディと、スタート時の4オーバーまでスコアを戻した。しかし、予選通過には及ばず、119位タイで最終日の決勝ラウンドに進むことはできなかった。
初の米国PGAツアーを経験した松山は「海外選手のプレーの凄さに、日本でプレーするより落ち着かなかった。海外選手のレベルの高さに驚きました。難しいコースセッティングでプレーすれば上手くなるはずなのでPGAで戦ってみたいと思った」と、世界最高峰のツアーで戦いたいと話す。
そして、松山には4月に行われる「マスターズ」出場という大舞台が待っているが、「今回の経験を生かしてマスターズに挑戦したい」と言う。松山が実感したのは、ラフとフェアウェイの硬さが日本ツアーとはまったく違うこと。そして「ティショットの見え方も広そうに見えて狭くて、フェアウェイキープするのが難しかった」と、コースの特徴なども日本に無いものを感じとった。
さらに、大会前の練習ラウンドで今田竜二と一緒にラウンドしてもらい、新たなアプローチショットも教わった。クラブのフェースを開いて打つショットだが、この日は何度かそのアプローチショットを試みて上手くボールを寄せることに成功。このショットには自信をつけて日本に帰国することができそうだ。