2011年 マスターズ

マスターズ初出場の松山英樹「パッティングに自信がある」

2011/01/06 15:56
マスターズの招待状を手に記念撮影に応じるアマチュアの松山英樹

日本人アマチュア選手として初めてのマスターズ出場を決めた松山英樹が、6日母校の東北福祉大学で記者会見を行った。

会見の冒頭、「やっと届いた」というマスターズからの招待状を披露した松山。当の手紙は、昨年12月27日に大学に届いたものを、ゴルフ部監督の阿部靖彦氏が発見し、愛媛県松山市にある松山の実家に転送したという。

アマチュアとしては日本人初出場!歴史的な招待状

松山の手元に届いたのは大みそか。「知り合いと一緒に開けて、写真を撮ったりしました」と喜んだが、その感想を聞かれると「本当に何が書いてあるのか分からないので、届いたことは分かったけど…」と、照れ笑いで弁明した。

マスターズに向けては自然体を強調する。「パッティングに自信があるのでそういうところで頑張りたい。オーガスタのグリーンは難しいと思うけど、なんとか攻略したいです。初めてのオーガスタだし、アマチュアで出場できるので、そういう部分では自分の中の財産となる経験をしてきたいです」。

アマチュア、そしてまだ18歳(出場時は19歳)という若さで挑む松山英樹

アマチュアで参戦するとなれば、オーガスタナショナルGCのクラブハウスに宿泊出来る可能性もあるが、現時点での予定は未定。阿部監督も「ソニーオープンから帰国したら、何かしら発表出来ると思う」と、大会側から特別なオファーが来ていることをほのめかした。

8日には、PGAツアーのソニーオープンに出場するために渡米。帰国後は1月下旬から2月に掛けて学校の試験をこなし、3月5日から2週間のオーストラリア合宿を経て、一旦帰国後アメリカに移動してマスターズに備えるという。2月生まれの松山はまだ18歳。「まだ若いですよ~」と次世代のホープは不敵に笑った。

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