池田がぎりぎり、その他の日本勢も大苦戦!!
今季の海外男子メジャー最終戦「全米プロ」には、5人の日本人選手が出場しているが、2日目を終了して、全選手予選落ちの可能性が出てきてしまった。初日、2日目と朝から霧が立ち込め、スタート時間が大幅に変更する自体に。結局2日間とも日没サスペンデッドになる変則スケジュールが続いている。
その中で、日本勢で最上位につけているのは、通算2オーバーでホールアウトした池田勇太だ。初日は10ホールをプレーし全てパーでまとめたが、2日目の再開直後に11番パー5でボギーを叩いた。しかし、その後、5番、7番でバーディを奪い、第1ラウンドを22位タイで終えた。
しかし第2ラウンドに入ると、前半の4番でボギー。後半は11番パー5でバーディを奪うが、15番、17番、そして最終18番と終盤で3つのボギーを叩いてしまい通算2オーバー。暫定77位タイでホールアウトし、残る選手たち次第で70位タイに食い込めるかが決定する。
「夕方になって風が強くなって、15番からは向かい風の中でのラウンドになったが、そこでスコアを落としてしまったのが悔しい」と、表情からも悔しさが滲み出る思いでクラブハウスに引き上げてきた。
続いて通算4オーバーの暫定103位タイにつけているのが藤田寛之。2オーバーで第2ラウンドを迎えた藤田は、10番からスタートして17番、18番でボギー。9ホールを終えたところでサスペンデッドになった。
さらに1打差の通算5オーバーで暫定115位タイが平塚哲二と石川遼の2人。平塚は8ホール、石川は11ホールを終了して、現在の予選カットラインまで4ストロークという位置になっている。
池田と同じく第2ラウンドを終えた小田孔明は、通算8オーバーの暫定133位タイ。「風が読めなくて距離感を合わせられなかった。サンドウェッジで120ヤード飛んじゃったから140ヤードでピッチング持つと全然届かなかったり。スコアを伸ばしたくても、気持ちだけが空回りしちゃったかな」と反省しつつ、2日間の戦いを終えている。