米国男子ツアー

米国男子インタビュー/ビジェイ、「努力が実ったとしか言い様がない」

2004/09/27 09:00

ビジェイ・シンの勢いが止まらない!今季後半戦では、「参戦すれば優勝」という状態になってきた。今週は必死に追ってきたスチュアート・シンクを1打差で下し、「84 ランバークラシック」を優勝。これで参戦3試合連続優勝となった。同シーズンに8勝挙げた選手は史上9人目。また1シーズンでの獲得賞金総額が945万5566ドル(約10億4千万円)と史上最高額に到達した。

-冠スポンサーの「84 ランバー」との契約を結んだ直後の優勝ですね。

ビジェイ・シン
「素晴らしい契約関係の幕切れとなりました。今週も良いプレーができました。勝てて嬉しいです。良い調子に乗れているので、今後の数週間も楽しみです」

-今季8勝目。また1シーズンでの獲得賞金総額はタイガー・ウッズの記録を超えて史上最高額です。同シーズンに8勝というのは、アーノルド・パーマーやジーン・サラゼンに並んだことにもなります。

ビジェイ・シン
「プレー中にはそういった記録については一切考えていないものです。でもシーズン終わりになって振り返ってみて、いろんな記録を達成できたことを実感します。必死に努力してきた証ですから、素直に嬉しいですね」

-なんでこんなに調子がいいんでしょう?

ビジェイ・シン
「なんででしょうね?必死に努力してきたことが実ったとしか言い様がありません。スイングも完璧に感じます。ショットもパットも絶好調なんですよ。そういう状態であれば、結果もついてきてくれます」

タイガーの「ベストシーズン」との比較

タイガーが神懸り的な成績を残した2000年と、今季のビジェイの記録を比較してみた。ちなみに、今季の米国男子ツアーは7試合を残している。

◇タイガー・2000年◇
参戦試合数:20
優勝:9回
トップ10:17回
獲得賞金:918万8321ドル
平均スコア:67.79

◇ビジェイ・2004年◇
参戦試合数:26
優勝:8回
トップ10:15回
獲得賞金:945万5566ドル
平均スコア:68.94