2010年 マスターズ

池田が渡米、「マスターズ」でも“オレ流”を貫く!

2010/03/07 21:53
池田勇太が渡米。4月の「マスターズ」まで4試合の遠征に臨む

3月11日(木)に開幕する世界選手権「WGC CA選手権」の出場に合わせ、池田勇太が7日(日)に成田空港で出国会見を行った。池田はその後「トランジションズ選手権」(18日~)、「アーノルド・パーマーインビテーショナル」(25日~)、そして「マスターズ」(4月8日~)の4試合に出場し、およそ1ヶ月に渡る遠征となる。

池田は先月にアリゾナで開催された世界選手権「WGC アクセンチュアマッチプレー選手権」に出場。帰国からこの日までの2週間を「練習にトレーニング、体調も整えなければいけないし、大変に忙しい2週間でした」と振り返る。昨年末から抱えている腰痛に関しては「思ったより状態はいいし、期待を持てる感じになっている」と、回復の経過は良好の様子。今回の遠征ではトレーナーも帯同し、万全のサポート体制を敷いて臨むという。

とはいえ、本格的にボールを打ち始めたのは2月上旬からと、本人も調整の出遅れを認めている。「練習量、トレーニングもまだまだだと思う。ケガを直すのにも時間がかかっていたし、トータル的に準備不足。改善しながら一試合、一試合を戦っていきたい」。

来週からの3試合で徐々に調子を上げていき、「最終的にマスターズに山場を持っていければいい」とのプランを掲げる。「マスターズでは予選は何とか通りたいし、あわよくば上位争いもしたい。その状態まで持っていくことが最大の課題だと思う」と話す。

初のオーガスタにも、予備知識はゼロで臨むという。「自分の第一印象が大事だと思っている。話を聞いて準備をして行っても、自分が見て印象が違うと(印象が)悪くなる。だったら何も聞かずに、自分が見たまんまの感覚でやったほうがいい。これまでもずっとそれでやってきたし、マスターズだからといって変えることは無いと思う。いつも通りにやればいいと思います」。初めての大舞台でも自然体を貫き通し、日本で待つゴルフファンに朗報を届けることができるか。

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