米国男子ツアー

欧州勢復活の期待を担うハリントン、クラーク

2004/07/14 09:00

5年前にカーネスティで開催された「全英オープン」をポール・ラウリーが優勝して以来、欧州勢のメジャー制覇がない。その中で期待がかかるのはパドレグ・ハリントンとダレン・クーラクの2名。ハリントンはアイルランド育ちでリンクスは得意。97年にトゥルーンで開催された「全英オープン」は5位タイに終わっている。

パドレグ・ハリントン
「ここのフェアウェイはアンジュレーションが厳しいですが、イレギュラーなキックでラフに持ち込まれてしまうようなことは少ない。昨年のロイヤル・セントジョージスに比べれば楽だね。とてもフェアなコースだし、参戦する全選手にチャンスはあるよ。ロングヒッターにもストレートヒッターにも合うコースだよ」

クラークも北アイルランド出身でリンクスはお手の物。世界にその名を最初に轟かせたのが97年全英での2位という成績だった。

ダレン・クラーク
「フロントナインでスコアを伸ばさなければ辛いね。バックナインは踏ん張るだけで必死なコースだ。バックナインではまずバーディは難しい。パーで乗り切れれば充分だよ。だからこそフロントナインでは多少のリスクを賭けても攻めなければならないと思う」