米国男子ツアー

愛煙家パーマーが「禁煙」大使に!

2004/07/07 09:00

アーノルド・パーマーは長年、試合中にくわえタバコの姿がテレビ中継で映されていた。往年の選手の多くが愛煙家だったのだ。最近、ワークアウトをして禁煙、さらに大好きなお酒まで控えているダレン・クラークも1年前までは葉巻をくわえる姿がトレードマークだった。精神的に追い詰められることが多いゲーム故にタバコをふかす選手は多かった。またショットとショットの間や、前のプレーの進行状況なので待ち時間が多い分、手持ち無沙汰のお供として喫煙ゴルファーが多かったのかもしれない。

しかしこの度、ヘビースモーカーとして知られていたパーマー本人が「禁煙大使」を引き受け、ゴルフ界での禁煙キャンペーンに努めるという。

アーノルド・パーマー
「僕も以前は喫煙者でしたが、喫煙が原因とされる疾病はあまりに多い。他のスポーツに比べ、煙草を試合中にも吸いやすいため、その姿が中継などで流れてしまう。これは社会的にも悪影響だ。昔に比べ、禁煙をサポートする薬品や製品が数多く出ている。ぜひ、ゴルファーの禁煙に一役かいたいんだ」