米国男子ツアー

ミケルソン「16番まで王手をかけられたと思った」/全米準優勝インタビュー

2004/06/21 09:00

-17番を悔やんでいますか。何が起きたんですか?

フィル・ミケルソン
「何と言っていいか分かりません。とにかくグリーンが硬くて、バンカーアウトをあんなにピン奥にまで送りたくなかったのですが、グリーンが硬すぎて転がってしまいました。ダウンヒルのパーパットで風がさらに強まり、ほとんど打ってない、触っただけのパットなのにあんなに転がってしまった。そして返しのパットも外してしまったんだ」

-17番の直前までは最高のプレーでしたね。

フィル・ミケルソン
「今までにないほどのベストなプレーができていました。最高のショットやパットを厳しいコンディションの中で決めてきました。あまりに厳しいコンディションでしたから、前半ナインを終わった時点では優勝スコアはイーブンなんじゃないかと思っていました。しかし、グーセンは素晴らしいチャージを後半ナインでかけました。だから彼が勝ったんですよ」

-トッププレーヤーの多くが崩れていきましたね。貴方はどうやって切り抜けたんですか?

フィル・ミケルソン
「みんな厳しいコンディションに痛めつけられていた。僕はただひたすら、ベストを尽くしただけです。グリーンを無理して狙わずにあえて右側を狙ったりして、ショートゲームで切り抜ける戦略を立てました。おかげで大事な場面をパーで凌げました」

-ニューヨークのファンは貴方に勝って欲しかったようですが。

フィル・ミケルソン
「ありがたい声援を頂きました。ぜひ応えて優勝したかったですが、残念です。16番までは優勝に王手をかけられたと思ったのですが・・・。しかし応援してくれた皆さんに感謝です。最高の1週間に感謝です」