池田、「楽しみながら勝っていきたい」
2010/02/17 09:14
17日(水)に開幕する世界ゴルフ選手権「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」に出場する池田勇太が、16日にインコース9ホールのラウンドを行った。午前9時ごろからスタートし、11時ごろにホールアウト。その後はドライビングレンジに移り、みっちりと1時間30分近く打ちこんだ。
今大会に揃って出場する石川遼もグリーン周りをポイントに挙げていたが、池田の考えも同じ。「昨日と変わらず、グリーン周りのチップショットやパッティングでグリーンの感じを入念に調べた。ショットの調子は悪くはないので、最後にはチップ、パットになると思います」。溝規制の施行もあり、この日も数本のウェッジをバッグに入れ、打ち方も含めていろいろと試している池田だが、本戦で使うセッティングはしっかりと固められたと話す。
ラウンド後に移ったドライビングレンジでは、痛めている腰をストレッチでケアしながら打ち込みを敢行。「球を打ち続けていると、固まったり、張ったりする。まだまだ100パーセントには程遠い状態です」。順調に回復は見せているものの、開幕を前日に控えても万全とはいえない状態だ。その中で、「自分なりには、まあまあショットも打てている。まずは相手を見過ぎないように、自分のゴルフをして行きたい」と、一定の手ごたえは感じている様子。「楽しみながら、1回1回勝っていければといいね」と、明るい表情で意気込みを示していた。