米国男子ツアー

デビッド・トムズが試合中に心臓発作!?

2005/09/16 09:00

PGAツアー「84ランバー・クラシック」初日に前半9ホールをパープレーで終えたデビッド・トムズは胸の痛みを訴え棄権。コースからタンカーに乗せられ、そのまま飛行機でピッツバーグ大学のメディカルセンターへ運ばれた。

キャディのスコット・ナイザーによると心拍数が急激に上昇していたが、検査を受けた後は落ち着いたと話している。デビッド・トムズ基金のアダム・ヤングはPGAツアーのオフィシャルサイトにトムズの容態は安定していると伝えたという。同じ組で周ったショーン・ミキールは次のように述べている。

ショーン・ミキール
「とにかく驚きました。もう一人、ジェリー・ケリーと一緒でしたが家族のことを考えると心配ですね。ハーフを終えて1番に戻ってのティショットの直後にトムズは膝をついて倒れたんです。かなり息苦しそうな感じで心臓発作を起こしたようにも見えました。我々はそのままプレーを続けましたが、振り返ると救急車が駆けつけていて、トムズが運ばれていくのが見えました。ピッツバーグ大学に送られたと聞きましたが大事に至らないといいですね」

現在38歳のトムズは、過去PGAツアーで10勝を挙げており、来週はプレジデンツカップに出場を予定していた。