米国男子ツアー

ビジェイ 優勝コメント/「殿堂入り、大会連覇と出来過ぎですね」

2005/04/26 09:00

-「殿堂入りが発表された直後に優勝まで挙げ、今週は特別な週になりました。また、今週はタイトル防衛も初めてですよね」

ビジェイ・シン
「そうなんです。しかし、タイトル防衛のことは頭にはありませんでした。初日にいいプレーができたので、このままいけば優勝争いに絡めそうだなと考えていたんです。最終日はショット自体が良かったのに、なかなかバーディがこなくて辛いラウンドでした。いつかの全英オープンのニック・ファルドみたいに全てパーというのが頭をよぎったくらいです。メジャーでない限りはジョン・デーリーのようにスコアを伸ばす選手がいるのでパーでは勝てませんよね。とにかく今日はずっと辛抱強くバーディが来るのを待ちました」

-「デーリーが先に13アンダーでホールアウトした時にはどんな心境でしたか?」

ビジェイ・シン
「15番で1ストロークリードされていたのでここでバーディを取らなくては追いつくチャンスはなくなると思いました。とにかく上がり3ホールは難しいですからね。18番のティショットは左の池を意識し過ぎてフェアウェイの右に外してしまいましたが、その他のショットは全て良かったと思います。いつかは大事な場面で大切なパットが沈んでくれるだろうと考えながら我慢のゴルフを続けました。最後まで諦めずによく踏ん張ったと思います」

-「今週はいろいろな意味で思い出に残る1週間となりましたね」

ビジェイ・シン
「殿堂入りが決まりましたし、キャリア初となるタイトル防衛にも成功。そして、シェル・ヒューストン・オープン史上初の2年連続優勝も挙げました。出来過ぎですね!」