米国男子ツアー

タイガー コメント/「究極の戦いは、思わず笑みがこぼれるほど楽しい」

2005/03/07 09:00

フォード選手権

タイガー・ウッズ
「とにかく今日はどんどんバーディを決めていくしかないと思っていた。相手がフィルだし、アグレッシブに攻めていかなければダメだと思ったね。それにグリーンがソフトになっていたから、ボールを受けてくれると思って、攻めた。フィルも絶好調だからね、ボギーやパーでは負けてしまうと分かっていた。だから序盤でしっかりバーディを稼いでいかないと危ない相手なんだ。12番で僕はラッキーなイーグルがあったけど、フィルはしっかり連続バーディで追い付いてきただろ?そういう相手だから必死だったよ」

-物凄い接戦でした。あんな苦しい戦いの間、どんな気持ちでプレーしているのですか?

タイガー・ウッズ
「楽しくて仕方がなかった。2人とも最高の状態でプレーしていたからね、互いに競り合って、本当に楽しかった。エルスともカパルアで前に激戦をしたけど、あの時も楽しかった。73、74を叩いちゃって、でもなんとか逃げ切っちゃったというような勝負じゃない。競り合って、競り合って、ガチンコで勝負していかないといけない、そういう真剣勝負はやっていて本当に楽しい。お互いに絶対にミスはしない、そんな究極の戦いになると、思わず笑みがこぼれてしまうほど楽しいよ」

-キャリア10度目の逆転優勝です。そして世界No.1に返り咲きましたね。

タイガー・ウッズ
「逆転優勝は嬉しいです。相手がフィル・ミケルソンですしね。フィルは反対にプレッシャーがあったと思いますよ。絶好調だから、周囲の期待もあるでしょう。僕が楽にプレーさせてもらったわけではないけどね。フィルに対しては、『この優勝が欲しいなら、僕から勝ちとってみせろ』というくらいの気迫でぶつかったつもりだよ」