ツアー史上初の“珍事” レフティ2人が同日優勝

◇メジャー最終戦◇全英オープン 最終日(23日)◇ロイヤルリバプール（イングランド）◇7383yd（パー71）

ブライアン・ハーマンのメジャー初優勝で幕を閉じた今季メジャー最終戦から約7時間後、ひっそりとツアー史上初の記録が誕生していた。

同日にカリフォルニア州タホマウンテンクラブで最終日が行われた欧米共催「バラクーダ選手権」。アクシェイ・バティアがパトリック・ロジャースとのプレーオフを制してツアー初優勝を飾った。

36歳のハーマンも21歳のバティアも、ツアーではめっきり少数派のレフティ。全英優勝はボブ・チャールズ（ニュージーランド、1963年）、フィル・ミケルソン（2013年）に続く史上3人目だったが、PGAツアーによると、2人のレフティが同じ日に優勝を飾るのは初めてのことだという。

＜レフティのPGAツアー優勝＞
45勝／フィル・ミケルソン
12勝／バッバ・ワトソン
8勝／マイク・ウィア
6勝／ボブ・チャールズ
4勝／スティーブ・フレッシュ
3勝／ブライアン・ハーマン
2勝／テッド・ポッターJr
1勝／ラス・コクラン、アーニー・ゴンザレス、サム・アダムス、グレッグ・チャルマース、エリック・アクスリー、コディー・グリブル、ガリック・ヒーゴ、アクシェイ・バティア