2023年 全米オープン

ガルシアが全米OP予選会突破 全米プロは1999年以来のメジャー“欠場”

2023/05/23 13:30
「全米オープン」出場を決めたセルヒオ・ガルシア(Suhaimi Abdullah/Getty Images) ※2023年「LIVゴルフ・シンガポール」撮影

◇全米オープン選手権 最終予選(22日)◇ノースウッドC(7039yd、パー70)、ベントツリーCC(7040yd、パー71)

6月15日開幕の「全米オープン」(カリフォルニア州ロサンゼルスCC)の最終予選会が米国テキサス州ダラスの1会場で行われ、セルヒオ・ガルシア(スペイン)ら8人が出場権を獲得した。

「LIVゴルフ」移籍もあって最新の世界ランキングで206位まで下がっている43歳。前週「全米プロゴルフ選手権」の切符を逃して1999年「全英オープン」から続いていたメジャー連続出場がストップ(2020年マスターズは新型コロナウイルス陽性で欠場)したばかりだった。

前半ノースウッドCは14番(パー5)でイーグルを奪うなど4アンダー「66」で回り、ベントツリーCCでの後半も最終18番をバーディで締めくくる5アンダー「66」で通算9アンダー。4位タイで滑り込みを決めた。

カーソン・ヤングが16アンダーでトップ通過。PGAツアーでプレーするライアン・パーマーキム・ソンヒョン(韓国)、全米オープン歴代覇者でもあるLIVゴルフのグレーム・マクドウェル(北アイルランド)は7アンダーで届かなかった。

最終予選会は米国10会場、日本、英国、カナダで行われる。22日に茨城ゴルフ倶楽部 西コースが舞台となった日本会場ではガン・チャルングン(タイ)、永野竜太郎石川遼が出場権を獲得。16日の英国会場(ウォルトンヒースGC)には岩崎亜久竜川村昌弘久常涼もエントリーしたが、切符を逃した。

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