米国男子ツアー

惜しくも「マスターズ」出場を逃した有力選手たち

2007/03/27 09:00

今年は107人の選手が「マスターズ」に招待され、そのうち97人がプレーをする予定。しかし、メジャーチャンピオンや、先週まで出場権獲得の圏内にいた選手が、「WGC CA選手権」後に何人も涙を飲んだ。

ロッコ・メディエイトは2006年、オーガスタで54ホールを終えた時点で首位タイだったが、今年は不出場。先々週の「アーノルド・パーマーインビテーショナル」で優勝を逃したことが響いた。

「CA選手権」出場を逃したトム・レーマンが「マスターズ」に出られないのは、この15年間で2度目となる。

ジャスティン・レナードは今年6試合続けて予選落ちの後、ベイヒルでやっと予選を通過したが、「マスターズ」欠場は1996年以来となる。

デビッド・デュバルは、98年からの4年間で2位が2回、3位が1回と「マスターズ」で活躍を見せたが、過去4年続けて予選落ちに終わっている。

「マスターズ」でトップ10が3回のコーリー・ペイビンは、7年連続で出場権獲得を逃した。また、ペイビンは2006年の「U.S.バンク選手権 in ミルウォーキー」で久々の優勝を果たしている。

オーストラリアのジョン・センデンは、世界ランキングで53位。今年は「ポッズ選手権」での2位タイが唯一のトップ10だった。

「ホンダクラシック」で4人のプレーオフを制して優勝したマーク・ウィルソンは、「CA選手権」で25位に終わり、賞金ランキングで9位から12位へ後退した。