米国男子ツアー

米下部ツアーの賞金額は1大会最低100万ドルに 上位30人がPGAツアー昇格

2022/10/05 19:00
米下部ツアー予選会挑戦を表明している桂川有人

PGAツアー(米国男子ツアー)は4日、下部コーンフェリーツアーの2023年のスケジュールを発表した。1月の開幕戦「バハマ グレート エグズーマクラシック」から26試合を開催。各大会の賞金総額は100万ドル(約1億4422万円)以上に設定され、年間の総額は前年比37.6%増の2800万ドル(約40億3843万円)で史上最高額となった。

22年まで9月初旬に行われていた最終戦「コーンフェリーツアー選手権」は10月に開催され、シーズンが延長された。同大会を含めた終盤4試合のコーンフェリーファイナルズは当初のPGAツアーで翌年のシードを落とした選手が加わる“入れ替え戦”ではなく、賞金及び付与ポイントが増えるエリート大会となり、最終戦の出場枠は70人に絞られる。

シーズン終了時のポイントランキング上位30人が24年シーズンのPGAツアーに昇格する。

また、年末の最終予選会(Qスクール・ファイナルステージ)での上位5位までの選手が下部ツアーを経ずにPGAツアーの出場資格を獲得(以下の選手は下部ツアーの出場資格を争う)。欧州ツアー(DPワールドツアー)のランキング上位10人もPGAツアーのカードを手にする。