2022年 プレジデンツカップ

逆転勝ちの松山英樹は午後も出場 米国の“最強ペア”と激突

2022/09/25 01:24
2人のプレーがかみ合った

◇米国選抜VS世界選抜対抗戦◇プレジデンツカップ 3日目(24日)◇クエイルホロークラブ(ノースカロライナ州)◇7576yd(パー71)

3日目午前にフォアサム(1つのボールを交互に打ち合い、1ホールごとのスコアを競う)4マッチが行われ、松山英樹&アダム・スコット(オーストラリア)組がキャメロン・ヤング&コリン・モリカワ組を3&2(2ホール残して3アップ)で破り、今大会初勝利を挙げた。

初日フォアサムでもコンビを組み、2日目午後はそれぞれ別の選手と組んでフォアボール(各選手が個人のボールを打ち、1ホールごとにペアで良い方のスコアを採用する)に出場していた2人だが、ともに2連敗を喫していた。

逆転勝ちでチームにポイントをもたらした

この日も5番までに2ダウンとされる苦しいスタートだった。7番(パー5)で松山が残り195ydから2オンに成功して4m強のチャンスを演出。スコットのイーグルトライは惜しくも外れたが、初めてホールを奪い返した。

続く8番でモリカワがグリーン奥からチップインバーディ。再び米国選抜に流れが傾きかけたが、相手ペアがミスを重ねた9番から怒涛(どとう)の5ホール連続アップで一気に逆転した。

10番(パー3)は松山がアイアンショットで作った3.5mの絶好機をスコットがねじ込みガッツポーズ。11番も松山のバンカーショットからスコットが決め、12番(パー5)は松山が3打目を“OK”の距離まで寄せて相手のバーディパットに重圧をかける理想的な展開で奪うなど、2人のプレーがかみ合った。

ともに午後は別のペアで出場へ

午前の4マッチは2勝2敗で通算ポイント10対4となり、米国選抜の6ptリードは変わらず。松山は午後に行われるフォアボールで初出場のテイラー・ペンドリス(カナダ)と組み、今大会3連勝中のジョーダン・スピース&ジャスティン・トーマス組と激突する。

<米国選抜 VS 世界選抜 3日目午後フォアボールの組み合わせ>
パトリック・カントレー&ザンダー・シャウフェレVSキム・シウー&キム・ジュヒョン
ジョーダン・スピース&ジャスティン・トーマスVS松山英樹&テイラー・ペンドリス
トニー・フィナウケビン・キズナーVS イム・ソンジェ&セバスチャン・ムニョス
ビリー・ホーシェル&サム・バーンズVSアダム・スコット&キャメロン・デービス

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