米国男子ツアー

「全米オープン」を直前にした、フィル・ミケルソンの手首の状態

2007/06/07 09:00

「ザ・メモリアルトーナメント」初日に手首を痛めて棄権したフィル・ミケルソンは、今週の大会に出場するか、手首を休めて「全米オープン」に備えるかの決断を下した。

ミケルソンは、今週の「スタンフォード・セントジュードクラシック」を欠場することになった。コーチゾン注射を受けた左手首を休め、来週に備えることにしたミケルソンは次のような声明を発表している。

「メンフィスでプレーしたかっただけに、タイミングが悪かった。しかし幸い手首は骨折もしていなければヒビも入っていないことが分かった。炎症がおさまり、来週の“全米オープン”には万全の体調で出場できることを楽しみにしている」

昨年の「全米オープン」では、72ホール目に叩いたダブルボギーにより勝利を逃しているミケルソン。あの悪夢を振り払うには、同じ「全米オープン」で勝利を掴むしかないのかもしれない。今季はすでに2勝を挙げて完全復活を遂げているだけに、手首が完治すれば勝利を掴む可能性は十分だ。